調湿機能で、もっと快適

技術情報・試験データ

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お部屋の湿度変化を安定させ、
結露や過乾燥を抑制

エコカラットプラスは、優れた吸放湿特性で室内の湿度変動を安定させ、結露やカビ、ダニ発生の抑制が期待できるとともに、冬期に問題となる過乾燥を抑制し、快適空間を維持する効果があります。当社実験によると、エコカラットプラスによって湿度変動が抑えられ、結露や過乾燥が軽減された快適な状態に維持されていました。

湿度変動の抑制

湿度変動の抑制のグラフ

ビニールクロスの空間では、温度変化により湿度飽和(結露)や湿度40%以下の過乾燥になります、エコカラットプラスがある場合、一定範囲に湿度を保ちます。

試験方法

15℃、60%RHで平衡にさせた試験体を密閉容器に入れて、恒温恒湿槽の温度を5℃から25℃の間で24時間周期で変化させます。温湿度計で密閉容器内部の温湿度を測定します。

試験方法の図
※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。相対湿度が40%~70%になることを保証するものではありません。

吸放湿量は珪藻土の5~6倍、
調湿壁紙の25倍以上 (当社実験比)。

吸放湿特性に優れた素材は、室内の湿度を一定に保とうとする働き(調湿性)にも優れています。エコカラットプラスの吸放湿量は珪藻土の5~6倍、調湿壁紙の25倍以上。調湿性がある他の建材に比べ、優れた調湿性をもつことが確認されています。

各壁材の吸放湿量

各壁材の吸放湿量のグラフ
試験方法

試験体(100mm角)を25℃、50%RHの恒温恒湿槽中で平衡にさせます。この試験体を25℃、90%RHの恒温恒湿槽に入れて、吸湿量を24時間にわたって測定します。次に25℃、50%RHの恒温恒湿槽に入れて、放湿量を測定します。吸放湿量はg/㎡で表します。

試験方法の図
※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。

相対湿度を抑えることで、
カビ・ダニ繁殖の抑制が期待できます。

水まわりや湿気の多い場所に発生するカビ。カビは壁や床を汚したり、木材を腐敗させるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。普段私たちが見かけるカビは、湿度80%以上の環境で繁殖します。また、アレルギー疾患の要因であるダニも高湿度を好みます。エコカラットプラスを使用すると高湿度になりにくく、カビ・ダニの繁殖の抑制が期待できます。
※ 効果は部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。

調湿壁紙の写真 調湿壁紙
エコカラットプラス写真 エコカラットプラス
カビ・ダニの繁殖と湿度
カビ・ダニの繁殖と湿度のグラフ
試験方法

食パンの表面にカビを接種しエコカラットプラス(303㎜角)と共に密閉容器(内容積:約0.033㎥)に入れ、室内環境に数日間放置します。調湿壁紙も同様にして試験しました。この写真は、食パン表面のカビの増殖の違いを表しています。

試験方法の図
※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。
カビやダニが発生・繁殖しないことを保証するものではありません。

窓の結露水量は1/15以下に

エコカラットプラスは、湿度が高くなるほど湿気を吸うので、室内の相対湿度の上昇を抑え、窓面に発生する結露を抑制する効果があります。エコカラットプラスを施工した部屋とビニールクロス張りの部屋で窓面の結露水量を比較したところ、ビニールクロス張りの部屋の結露水量が448gだったのに対し、エコカラットプラスの部屋の結露水量はその1/15以下のわずか27gでした。また、結露発生日数においても21日間の測定でビニールクロス張りの部屋が17日、エコカラットプラスの部屋では4日と、顕著な差が見られました。

結露抑制効果一覧

ビニールクロス張りの部屋 エコカラットプラスの部屋
結露水料 448g 27g
結露日数 17日 4日

窓面の結露日数比較

窓面の結露日数比較のグラフ ※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。
試験方法

夕方から朝まで人が在室すると想定して17:30から翌8:30まで加湿を行い、朝8:30に窓面の結露の有無および結露水量の測定を行います。全測定日数は21日で、測定期間中の結露水の総量および日数で評価しました。

試験方法の図
実験棟の概要

【建物の概要】
所在地:愛知県常滑市
構造:木造1階6畳(室容積20㎥)
エコカラットプラス施工部屋:エコカラットプラス3㎡
ビニールクロス施工部屋:エコカラットプラス施工なし

【室内の概要】

室内の概要図

洗面・脱衣所でジメジメを抑制

実際の脱衣所にエコカラットプラスを施工した結果、高い調湿性能を発揮することが確認できました。

試験方法

浴室にてシャワーを使用後、浴室ドアを開け10分間放置(脱衣所に湿気が移行する状態にした)。脱衣所(室温12°C)に湿度センサーを設置し、締め切った状態(湿度が外部に逃げていかない状態)で湿度経過を測定しました。エコカラットプラスは、脱衣所4.9m³に対して、4.9m²施工しました。

※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。

脱衣所での湿度調整効果

脱衣所での湿度調整効果のグラフ

部屋干し世帯に、おすすめ!

働く女性や共働き家庭の増加、花粉やPM2.5など屋外の空気環境問題により、洗濯物を室内で干す「部屋干し」が増えています。
帰宅後の夜間の部屋干しや換気の少ない場合は、室内の湿度が上昇しジメジメしてしまいますが、
エコカラットプラスを使えば、洗濯物の部屋干しの際にも、室内の湿度を快適に保つことが期待できます。

1. 洗濯物の乾き方の違い

洗濯物の乾き方の違いのグラフ

洗濯物を手で触り‘乾いた’と感じる含水率10%以下になるまでの時間が短くなっています(当社試験によるもの)。

2. 室内湿度の違い

室内湿度の違いのグラフ

部屋干しをした後のお部屋の湿度上昇に差があることがわかります(当社試験によるもの)。

試験方法

エコカラットプラスのある部屋とない部屋(室温25°C)に、脱水したTシャツ10枚を干し、時間経過による含水率と室内湿度を測定しました。20m³の部屋に対して、エコカラットプラスを10m²使用しています。

※ 試験結果は当社試験によるものです。部屋の使用条件、気象、換気など環境条件によって乾き方や湿度変化は異なります。

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実験映像

エコカラットプラスの調湿力を、実験を通して
分かりやすくまとめたムービーです。

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