暮らしの提案

壁リフォームの種類とコツを紹介!事例を参考に取り入れてみよう

公開日:2021.9.30

インテリアを変えたり、利便性を高めたりするために壁のリフォームを検討している人も多いでしょう。壁をリフォームするときは、撤去や新設、壁紙の張り替えといった工事の種類を把握しておく必要があります。同時に、目的に合ったリフォーム方法を選ぶことも重要です。この記事では、壁のリフォームの種類や施工事例などを紹介します。

壁のリフォームの種類

壁のリフォーム方法は、壁の撤去のような大がかりなものから、壁紙の張り替えのような手軽なものまでさまざまです。最初に、どのような方法でリフォームができるのかを押さえておきましょう。ここからは、壁のリフォームの種類を紹介します。

壁を撤去するリフォーム

壁を撤去するリフォーム

壁を撤去するリフォームは、部屋の雰囲気を大きく変えたいときや部屋を広々と有効活用したいときに効果的です。壁を撤去することで、分かれていた空間を広く使えるようになります。視覚的に遮るものがなくなるので開放感が増し、採光や風通しが良くなるでしょう。

壁を撤去する具体例としては、以下のようなものがあります。
• 使わなくなった子供部屋を他の部屋とつなげる
• 隣接する和室の壁を撤去してリビングを広げる
• クローゼットなどの収納スペースをつなげて寝室を広くする

なお、建物自体を支える構造壁は撤去できないので注意が必要です。コンセントなどが壁の近くにある場合、電気系統の設備を移す工事も必要になります。

仕切りを設置するリフォーム

仕切りを設置するリフォーム

壁の撤去とは反対に、仕切りを新設して部屋を区切るリフォームもあります。リフォーム例として、以下のケースが多いです。

• 広い子供部屋を2つに分けて成長した子供のプライバシーを確保する
• 夫婦の寝室を2つに分ける

壁の新設では空間が完全に二分されますが、ルーバーやカーテンなどで簡易的に仕切ることも可能です。引き戸を仕切りにすれば、普段は2つの部屋として使い、来客時などに1つの広い部屋として利用できるでしょう。仕切りを設けるときは、目的に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。

建具をつけるリフォーム

建具をつけるリフォーム

壁をすべてなくすのではなく、一部だけ撤去して扉などの建具を取り付ける方法もあります。2つの部屋間を容易に行き来できるようになるため、生活における利便性が向上するでしょう。室内の風通しも良くなります。ですが、撤去した壁の一部は簡単に元に戻せないため、建具を取り付けるかどうかは慎重に決める必要があります。

壁紙を変えるリフォーム

壁紙を変えるリフォーム

壁紙の張り替えは、比較的手軽にインテリアの雰囲気を変えられる方法です。汚れた壁紙を新しいものに変えるだけで、部屋の清潔感が増して印象が良くなるでしょう。また、大胆なデザインの壁紙を取り入れるのも気分を変えられます。

壁紙の張り替え以外に、ペンキを塗ったり、タイルを張ったりする方法もあります。タイルはデザイン性が高く、壁に立体感や動きを与えられます。ただし、壁紙よりも費用が高い傾向にあり、壁全面に採用するとややコストがかかります。なるべく節約しながらインテリアをおしゃれにしたい人は、壁の一部だけでもタイルにしてみるのも素敵ですよ。

エコカラットプラスを張るリフォーム

エコカラットプラスを張るリフォーム

エコカラットプラスを張ってインテリアを変える方法もあります。エコカラットプラスには豊富なデザインがあり、和風から洋風まで、どのようなインテリアにも対応できます。写真の事例では「陶連子(とうれんじ)」という商品が使われていますが、洗練された和風空間をさりげなく引き立てています。

においを吸着したり、湿度を調節したりする効果も備わっており、空気環境を改善してくれるのもうれしいポイントです。インテリアの雰囲気を変えつつ、暮らしの質をワンランク上げるために、エコカラットプラスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

費用を抑えるならDIYも

費用を抑えるならDIYも

リフォームの費用を抑えたいときは、DIYを検討してみましょう。壁のDIYを行ううえで大切なのは、自分でできる作業かどうかを見極めること。壁の撤去のような難しい作業は専門業者に任せ、壁紙の張り替えのような簡単なリフォームを自分で検討してみましょう。DIYができる例として、以下のような方法があります。

• 部屋に仕切りを設けたい場合、収納棚を設置する
• シールタイプの壁紙などで壁紙を変える
• エコカラットプラスのDIYキットで手軽に壁をおしゃれにする

※関連記事「壁のDIYを楽しむ!壁紙や間仕切りで部屋の表情を変化させよう」

壁リフォームの事例

壁のリフォーム方法に悩んでいる人は、事例を参考にしてみてください。ここからは、前述した壁リフォームの種類ごとに事例を紹介します。

①壁を撤去する

①壁を撤去する

こちらの事例では、2つの部屋を隔てていた壁を撤去し、広々としたプレイルームに。同時に天井板も取り除いており、縦横方向に開放感あふれる空間となっています。2人が成長したときはあらためて仕切りを設け、2つの個室にすることもできます。壁のリフォームを活用すれば、家族の成長に合わせて柔軟に間取りを変えていくことができます。

②仕切りを設置する

②仕切りを設置する

こちらは寝室のゆるやかな仕切りとして、ルーバーを設けている事例です。壁を新設して完全に仕切るとどうしても閉塞感が生まれますが、隙間から向こうが透けて見えるルーバーなら開放感が保たれます。空間を仕切ると同時にインテリアのアクセントにもなっており、おしゃれな雰囲気づくりに役立っています。

③建具をつける

③建具をつける

こちらの事例では、4人兄弟の部屋をそれぞれ分けています。部屋を区切るため狭くなりますが、赤い壁の上部に窓を取り付けることで、採光や風通しを確保しています。家族それぞれに個室を用意すると一つ一つの部屋は狭くなりがちですが、工夫を凝らすことで快適な空間にアレンジできます。

④壁紙を変える

④壁紙を変える

こちらは、打ちっぱなしの壁とタイルの壁を組み合わせて、寝室を無骨かつおしゃれにデザインしています。シンプルなインテリアでありながら、ごつごつとしたタイルが個性的な表情を漂わせています。反対側の壁には可動式のレールを取り付けており、オブジェのような多機能棚が、無機質な空間の中にナチュラルさも加えています。

⑤エコカラットプラスを張る

⑤エコカラットプラスを張る

シンプルな和室にオリジナリティあふれる床の間を導入した事例です。曲線が柔らかい雰囲気を生んでいる壁の奥には立体的なエコカラットプラスが張られており、インテリアに動きを加えています。

エコカラットプラスの魅力

エコカラットプラスは機能性とデザイン性に優れた調湿壁です。部分的に取り入れるだけでも雰囲気が大きく変わります。ここからは、見た目だけではない、エコカラットプラスの魅力や機能を紹介します。

エコカラットプラスの4つの機能

エコカラットプラスには、快適な湿度を保ち、結露を抑える効果が期待できます。また、タバコ臭などを抑える脱臭効果や有害物質の低減効果があり、水拭きできるのでお手入れにも手間がかかりません。ここからは、エコカラットプラスの4つの機能について詳しく解説します。

調湿機能

エコカラットプラスには珪藻土の約6倍ともいわれる調湿機能が備わっています。空気中の水分が多すぎれば吸湿し、少なすぎれば放湿してくれるため、快適な湿度を保とうとする効果が期待できます。この調湿機能によって、部屋干ししても湿気がこもりにくく、窓ガラスの結露も発生しにくくなります。湿気が不愉快な梅雨の時期などは、エコカラットプラスの存在をありがたく感じられるでしょう。

脱臭効果

気になるにおいの吸着機能が備わっていることも特長の一つです。エコカラットプラスの表面にはナノメートル単位の微細な孔(あな)が無数にあり、空気中のにおいを吸着してくれます。トイレ臭やペット臭、タバコ臭など、不快に感じるにおいにはさまざまな種類がありますが、エコカラットプラスはいずれも効果的に脱臭します。複合臭に対しても効果を発揮し、家族の快適な暮らしを支えてくれるでしょう。

有害物質から守ってくれる

エコカラットプラスの微細な孔(あな)は空気中の有害物質も吸着します。トルエンやホルムアルデヒドといった有害物質を低減し、家族の過ごしやすい環境を保ってくれます。空気中の有害物質が子どもに与える影響は決して小さくありません。目に見えない不安が取り除かれることで、気持ちの面でも良い効果が生まれるはずでしょう。

お手入れが簡単

エコカラットプラスは水拭きで簡単にお手入れできるため、水まわりでの利用にもおすすめです。一般的な調湿建材は水を吸ってしまうので、水拭きによるお手入れが困難です。エコカラットプラスも湿気は吸着しますが、表面の孔(あな)は極めて微細であり、水や汚れはほとんど通しません。表面に汚れが付いたときも、雑巾などでさっと拭き取れるので手間が省けます。

豊富なデザインから選べる

先ほど紹介した「陶連子」以外にも、エコカラットプラスには30を超える種類のデザインがあります。それぞれに異なった表情があるので、自宅のインテリアに合う商品がきっと見つかるでしょう。ここでは、エコカラットプラスのおしゃれな事例をいくつか紹介します。インテリアに取り入れる商品を選ぶときの参考にしてみてください。

施工例①

施工例①

優雅でありながら野性味を感じさせる石模様の「グランクォーツ」を大胆に取り入れた事例です。キッチン背面の壁だけでなく、キッチンカウンターにも同じデザインのエコカラットプラスを張ることで、統一感のあるインテリアを演出しています。家具の色味や、ところどころに配されたグリーンが石模様の荒々しさとうまく調和しています。

施工例②

施工例②

こちらの事例では、石を自然に積み上げたようなデザインが特徴の「ディニタ」が張られています。ダークグレーの壁がシックで引き締まったインテリアにぴったりとマッチしています。ダウンライトで壁を照らし、タイルの立体感に独特の表情を与えているところもおしゃれですね。「ディニタ」ではほかに、ホワイトやグリーンなどのナチュラルカラーも展開しています。

施工例③

施工例③

こちらの事例では、ナチュラルな木目柄の「ビンテージオーク」と和モダンな質感の「たけひご」を組み合わせたデザインパッケージを活用しています。エコカラットプラスの凛とした佇まいが、生活感のある空間に静けさをもたらしています。フレームや家具に木材を多く使い、自然な風合いでまとめているのがインテリアのポイントです。

施工例④

施工例④

「ラグジュアリーモザイクⅡ」「ヴィーレ」「シルクリーネ」という3種類の商品をモザイク状に配置したデザインパッケージを活用した事例です。立体感のある2種類のタイルと、滑らかな質感のタイルをおしゃれに組み合わせており、寝室の個性的な雰囲気を演出しています。

目的にあった壁のリフォームで快適な毎日を

壁のリフォームでは、まず目的に合った方法を見極めることが重要です。開放感を得たいなら壁を撤去する、利便性を高めたいなら建具をつける、といったように適切なリフォーム方法を選びましょう。インテリアの雰囲気を変えたいのであれば、壁紙を変える方法も手軽でおすすめです。また、デザイン豊富なエコカラットプラスならインテリアに合った商品がきっと見つかりますよ。空気環境の改善にも役立つので、ぜひ検討してみてください。