暮らしの提案

珪藻土とエコカラットの違い、
ご存じでしたか?

「珪藻土」、新築やリフォームに興味のある方なら、一度は耳にされたことがあるかも知れません。バスマットやコースターなどの生活雑貨が話題ですよね。
お風呂や洗面所、キッチンといった水まわりの場所で、日常生活のなかの湿気のお悩みを手軽に解決してくれると言われています。調湿性や脱臭性にすぐれた素材なので、お部屋の壁に取り入れる方も多いようです。気になる素材の一つですよね。では、「珪藻土」とはどんな素材なのでしょうか?

珪藻土って何がすごいの?

「珪藻土って何がすごいの?」の参考写真

珪藻(ケイソウ)は植物プランクトンの一種。
みなさまも、理科の授業で聞いたことがあるかも知れませんね。
その珪藻の殻が化石になって、海や湖などの底にたまってできた岩石が珪藻土です。珪藻の殻には細かい孔(あな)がたくさんあいています。その孔が、湿気を吸ったり吐いたりして、湿気をコントロールしてくれるのです。また、ニオイの主な原因である化学物質の分子は水分に溶けるため、湿気を吸放出してくれる珪藻土には脱臭効果もあるんですよ。

珪藻土よりすごい!?
エコカラットの調湿効果

エコカラットプラスの調湿機能のしくみ

「エコカラットプラスの調湿機能のしくみ」の参考データ

エコカラットプラスと珪藻土の吸放湿量

「エコカラットプラスと珪藻土の吸放湿量」の参考データ

※試験結果は当社試験(相対湿度50%→90%50%にした時の吸湿/放湿量を測定)によるものです。部屋の使用条件、気象・換気などの環境条件によって異なります。

「珪藻土よりすごい!? エコカラットの調湿効果」の参考写真

調湿効果や脱臭効果などの機能性を備えた壁材として、多くのみなさまからご好評いただいているエコカラットプラス。そんなエコカラットプラスも、空気を吸放出する孔がたくさんあるのが特長です。珪藻土と似ていますよね。
でも、実はエコカラットプラスの調湿効果は、珪藻土よりも高いんですよ。なんとその効果は珪藻土の約6倍!
その理由は孔の大きさと数にあります。エコカラットプラスの孔のサイズは、湿気やニオイの吸着に最適な1ナノメートル(1㎜の百万分の1)。この微細な孔の数が珪藻土よりもはるかに多いんです。エコカラットプラス1㎡分の微細な孔の表面を広げると、その表面積は東京ドーム11.5個分に相当する広さに!だから多くの湿気を吸放出、コントロールすることができるんですね。
ニオイも珪藻土と比べて、より短時間で脱臭、軽減する効果があります。
さらに、エコカラットプラスには、空気中に漂うホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着、低減する効果も。こちらも、珪藻土と比較して高い効果が確認されています。
また、エコカラットプラスは表層に超微細構造層を設けることで、湿気などの細かい粒子は通し、粒子の大きい水や汚れは通しにくい構造となっています。この構造により調湿する壁でありながら水拭きで簡単にお手入れすることができます。
珪藻土と比べても高い機能性だなんて、ちょっとすごいですよね。機能性以外にも、デザイン性が高いところもエコカラットプラスの魅力です。
珪藻土のことが気になっていた、そんな方こそ、エコカラットプラスをじっくり検討されてみてはいかがでしょうか。